

地球温暖化に挑戦。
工場・倉庫の防暑対策に
地下水を利用して
快適な作業環境と省エネを実現

GEO-AQUA Systemとは
未利用エネルギーとしての地下水の力に着目。
自然エネルギー(地下水の温度)を活用した「地下水利用空調システム」により、
消費電力が少なく、排熱を放出しない、環境にやさしい空調設備が完成しました。
3タイプからお客様の環境に最適なプランをご提案します。
防暑対策に優れたコストパフォーマンスを発揮します。
システム導入の
メリット

ジオ・アクア システムは、地下からくみ上げた冷水を効率よく活用し、冷風を放出する防暑対策用の空調設備です。
従来の冷房設備に比べ、地下水直接方式の場合、産業用エアコン比で消費電力を80%程度カットする事ができ、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの使用も大幅に減らすことができます。
現在、企業にとってCO2削減は避けられない課題になっています。
ジオ・アクア システムは、SDGsへの取り組みを推進している企業様のニーズにお応えする空調システムです。
主な効果
- 暑さ対策
- 省エネ
- 電気代削減
- SDGsへの取り組み
- CO2削減
- 企業・施設のイメージアップ
このような事に
お困りの方へ
おすすめします
- 夏の電気代を削減したい
- SDGsへの取り組みを推進したい
- 環境にやさしい施設としてアピールしたい
- 地球温暖化への危機感を持っている
- 熱を出す工場・作業場が暑くて困っている
- 地下水などの冷水を有効に使いたい
- 快適な環境で仕事を効率アップしたい
適応現場事例
-
空調が機能しにくい
開放的な大空間 -
大空間で
ゾーン冷却 -
スポット的に
暑熱対策
地下水のご利用状況を
ご確認の上、
お問い合わせください。
地下水をご利用の場合、地下水の『水質』『水温』『水量』の3点が重要な要素となります。
地下水がない、または水質・水量に問題があり使用できない場合は空冷チラーを用い対応が可能です。
システムの特徴
事業所においてさまざまな用途に利用されている地下水(井戸水)。
その温度は一年を通して一定です。
カマクラのジオ・アクア シリーズは、
この「温度が一定」という特性を防暑対策に活用します。
暑い空間を地下水を利用した空調システムで省エネ冷却します。
-
しっかり冷える
防暑対策に有効快適冷風!
冷たい地下水で
冷やされた空気を放出 -
省エネ
電気代削減消費電力
最大80%削減!
従来の電気使用量と
電気代を大幅カット -
排熱ゼロ
室内利用に最適従来の冷房設備と違い
ファンユニットから
室内に熱を放出しない -
地球にやさしい
CO₂削減効果大企業として対応が求め
られているSDGsへの
取り組みにつながる
地下水をご利用のエリアに
最適な
時代のニーズにマッチした
暑熱対策!
年々激しさを増す気温上昇への対策として、
温暖化防止につながる暑熱対策はいかがでしょうか?
地下水で冷やされたECOな冷風で快適な作業環境を実現します!
お客様のニーズに合わせて最適な製品をご提案
GEO-AQUA
シリーズ
大量の冷風を作り出す外気導入タイプをはじめ、一定のゾーンに冷風を供給する室内設置タイプ、
必要な場所に移動させて使える室内可動タイプの3タイプをラインアップ。
現場のニーズに応じて選択、組み合わせることができ、
除湿された冷風を給気し、効果的・効率的に快適空間を作り出します。
様々な作業場でご活用いただけます
- 段ボール工場
- 食品工場
- 機械工場
- 製紙工場
- 倉庫
- 防爆エリア
※特注 一部製品のみ
製品ラインアップ
ジオ・アクア地下水直接方式
外気導入タイプ
- 屋外設置
- 大風量
- 外気導入
地下水(井水)を利用する冷風給気装置。
地下水が豊富な地域にお薦めします。
除湿した大量の冷風を低コストで給気します。

防暑対策&負担低減
外気-10℃※1の涼風を給気!
冷たい地下水で暑い外気を冷却します。
熱交換式ですので、エアコンと同じように除湿した涼風になります。
涼風を室内に大量に給気できますので、防暑対策に大きな効果を発揮するとともに負圧低減にもなります。
※1 「標準形」条件の場合
省電力&低コスト
空調にかかる費用を80%削減!
地下水を利用するため、電力消費はファンと地下水送水ポンプ※2のみ。
エアコンと比較して、圧倒的な省電力・低コスト(80%以上低減)を実現します。
使用した水をボイラーなどに再利用すれば、燃料の節約にもなります。
※2 お客様手配

設置例

ジオ・アクア
外気導入タイプのしくみ
暑い外気を機器に取り込み、
冷たい地下水で冷却してから、高い圧力
損失に耐えられるシロッコファンで、室内に大量給気します。

ジオ・アクア地下水直接方式
室内設置タイプ
- 屋外設置
- 対象範囲にあわせて調整可能
地下水(井水)を利用するゾーン冷房装置。
ボイラー給水の予熱や除湿効果も期待できる省エネ設計。

省電力&低コスト
冷却熱源がなく電力消費はファンモーターのみ。
使用した水をボイラーなどに再利用すれば、燃料の節約にもなります。また、温水を使えば暖房も可能です。
防爆エリアでも使用可能
防爆仕様のモーターを搭載すれば、防爆エリアでの使用も可能です。詳しくはご相談ください。
設置が簡単
スポット冷房なので架台に設置したり、天井から吊り下げ(補強が必要)や壁面近くにステージを設置し固定する事も可能です。

設置例


風速分布図(吹出空気と室内空気が同温の際の風速分布となります。)




ジオ・アクア地下水間接(+水冷チラー)方式
室内可動タイプ
- 室内移動式
- 用途に合わせて2タイプ
作業者や冷却が必要な機器など、局所的に冷風を送ることで、無駄のない効率的な空調が可能です。

冷水を採用したスポット空調
地下⽔⼜はチラー⽔を利用し、工場などの⼤空間でも作業場・作業者だけをピンポイント冷却。「ムラなく・漏れなく・効率よく」最適なシステム提案ができます。
レイアウトにあわせて
自由に配管を設計
設備・作業場所にあわせて配管設計可能。接続ホースの延長やホース取出し口の追加など柔軟に対応できます。
排熱がない
スポットエアコンは冷風以上の排熱が室内に放出されます。チラーを屋外に設置するため工場内を温めることはありません。
防爆エリアでも使用可能
防爆区域外にチラーを設置、冷風ユニットに防爆ファンを採用することでこれまで対策が難しかった防爆工場の暑熱対策にも対応できます。
対応機種:GAM-4002SD
設置例



風速分布図(吹出空気と室内空気が同温の際の風速分布となります。)

どの製品が自社には最適!?
用途ごと
に製品選びを
サポート!
ジオ・アクア システムは、利用できる地下水温度・水量、使用目的により、
2つの方式に分類され、3タイプから選択できます。
ジオ・アクアシステム
冷却方式・製品選択フロー
冷却方式について

製品ラインアップについて
対象 スペース |
製品 |
---|---|
スポット | ・室内可動タイプ ・外気導入タイプ |
ゾーン | ・室内可動タイプ ・室内設置タイプ ・外気導入タイプ |
大空間 | ・外気導入タイプ |
※使用する水は「冷凍空調機器用水質ガイドラインJRA-GL02:1994冷却水(一過式)」の基準を満たしたものをご使用ください。
地下水温度や水量により2つの方式を選択できます
地下水直接方式
地下水温度目安:17℃以下
暑い外気を地下水で冷やし、冷風にして屋内に供給。
熱交換式のため除湿された冷風が出ます。



地下水間接(+水冷チラー)方式
地下水温度目安:17~30℃
地下水を使用した水冷チラーで冷却した水を、
屋内のファンまたは水冷ウェアに循環させます。



カマクラ製品の導入効果を
ご体験いただけます!
ジオ・アクア システム製品はもちろん、
ルーフファンやクールクリーンファンなど、
さまざまな製品の導入効果をご体験いただけます。
暑熱対策や換気計画をご検討の際には、
ぜひご利用ください。

佐久平開発センター
〒385-0035
長野県佐久市瀬戸553-15

東京本社 体験ルーム
〒107-0061
東京都港区北青山 2-7-10
本社1Fに体験ルームを新設いたしました。
チラーを使用してお客様現地の地下水温度を再現し、その温度での冷却効果を体験できます。同時に省エネ効果もモニタ表示で確認できます。
※東京本社ではGAMのみの体験となります
導入事例
ジオ・アクア 外気導入タイプ
セントラルパック株式会社様
蔵王米菓株式会社様
地下水利用で省エネ化に成功!
この夏、30℃を超える日はありませんでした。

セントラルパック株式会社様 [長野県]
- 業種
- 飲食料品関連
- 事業内容
- レトルトパウチ食品の製造販売
- 設置機器
- 新設 ジオ・アクア 外気導入タイプ

弊社は、食品業界のトップブランド名で販売されているカレーやシチューなどのレトルトパウチ食品を製造しています。今回、対策を施したのは食材を包装するエリアです。元々はゾーニングされた場所で空調を効かせて作業をしていましたが、作業場を拡張する必要がでたことに伴い、パーテーションを外したことで、空間が大きくなり、既存の空調設備では能力不足になってしまいました。場内は冷やしたいが電力増加は避けたい、SDGsに積極的に取り組んでいる弊社としては、低消費電力でCO2排出量も減らせる方法が無いか探していました。
包装エリア自体には大きな熱源はありませんが、食品の安全にとって大切な「殺菌機」という、出来上がった食品を高温で殺菌する工程が横にあり、その殺菌機からの放熱が暑さの原因の一つでした。加えて、食品工場は衛生服を着用しなければならないので、熱中症リスクの高い現場となります。
弊社は低温の地下水を有効利用できる方法を探しており、地下水を利用した製品で良い設備はないかと、カマクラさんに相談したところ、クールクリーンファンという気化放熱式の給気ファンの筐体で、地下水を利用した熱交換式の冷却装置の1号機として導入することになりました。営業や技術の方とも打合せを重ねて、無事に2023年6月から運転を開始し、おかげさまで作業員からも好評でした。
例年、夏場は30℃を超えていた現場は、今年は高くても28℃程度で、30℃を超える日は1日もなく、体調不良者もゼロ。作業者は、長袖長ズボンなので、やんわりした空調の風よりずっと大風量であることを特に気に入っているようです。今年は試験的に運転を行いましたが、来年以降は殺菌機の冷却のために地下水の2次利用を検討し、より一層資源を大切にした地球に優しい工場作りを意識していきたいと思います。
設置例

グランドウォーターファンは工場の横に設置し、ダクトは、天井裏を通り、作業エリアに向かって 吹き出す。
平面図

消雪用の地下水を夏季に転用。湿度上昇の恐れもなく暑さ対策に成功。

蔵王米菓株式会社様 [山形県]
- 業種
- 飲食料品関連
- 事業内容
- せんべい生地・製品製造販売
- 設置機器
- 新設 ジオ・アクア 外気導入タイプ

弊社は、個人商店から大手メーカー品まで、約150種類の米菓(せんべい)を製造しています。せんべい製造は、生地を直火で焼いたり、乾燥させたりと、熱源となる工程が多いことから、業界全体で暑さ対策が課題に挙がっており、弊社も対策を施してきました。
元々は新工場竣工時、工場内も広く熱源も多いため空調の検討は難しかったことから、気化式の給気装置を使用していました。しかし気化式の給気装置では、温度は低い風がでてきますが、どうしても湿度が上昇してしまうため、湿度を嫌うせんべい製造には向いておらず、長らくは水を使わずに給気装置として使用していました。そして、昨年ごろから、消雪用の地下水を利用した水冷式熱交換の給気装置を作ることができないか、懇意にしている業者さんから情報を集めているなかで、カマクラさんのグランドウォーターファンを見つけ試験的に導入することにしました。
本格稼働は来年からになりますが、元々40℃くらいあった作業場(焼成エリア)が吹出口付近は30℃くらいになり、環境が改善されました。また、今回の導入がうまくいったことから、2台目の導入を検討しています。衛生対策が難しくなる食品業界では、フィルタが付いた給気装置は重宝していますし、さらに夏季は活用していなかった地下水を有効活用できたことも非常に良かったと感じています。
設置例

グランドウォーターファンは工場の横に設置し、ダクトで建屋内に給気します。
平面図

ジオ・アクア 室内設置タイプ
株式会社ミツヤ様
平和製粉株式会社様
アサヒ飲料株式会社様
50℃あった現場が、外気温度程度の環境まで大幅改善!
想像以上の効果でした。

株式会社ミツヤ様 [福井県]
- 業種
- その他製造業
- 事業内容
- 染色加工、炭素繊維複合材料製造、製品販売、織布
- 設置機器
- 新設 ジオ・アクア 室内設置タイプ

弊社は、アパレル商品、スポーツのユニフォームやアウトドア向け商品などに使われる繊維の開発・製造をしています。特に、炭素繊維においては、旅客機のエンジンにも採用されており、弊社の繊維は日常の様々なところで活躍しています。今回暑さ対策をしたのは、仕上げエリアと呼ばれる、190℃の乾燥機が何台も並ぶエリアです。断熱を施しても、どうしても機械からの放熱は防げず、また地球温暖化による外気上昇もあって、真夏の室内は50℃近くなっていました。他のエリアではゾーニングして空調を使用していますが、仕上げエリアではその実現は難しく、代わりに天井の換気扇で熱を逃がし、給気口から外気を取り入れる対策を試みました。しかし、風の流れをコントロールできないと品質に影響が出てしまうため、上手くいきませんでした。
作業員の健康を守るために暑さ対策をするよう、社長からも言われていた時に、懇意にしていて実績も多数ある代理店さんから、カマクラさんの地下水を利用したユニットクーラーを紹介してもらいました。弊社は、製造工程で地下水を利用しており、また地下水も豊富にある地域なので、これはいいと思い、代理店の方と一緒に新潟の納入現場まで見学に行かせてもらい、当日はとても暑い日でしたが、それでも効果を感じることができたので納入することに決めました。
納入後は、これまでの現場とは大きく変わり、想像以上の効果で、特に温度もそうですが、湿度が下がり、風の流れを感じることができて作業員からもとても好評です。また、ルーバーで吹き出す風の向きを調整できるので、工程にも影響が出ず、良い暑さ対策ができました。採用難・人材不足は製造業共通の悩みですが、弊社では「働きがいのある会社」を理念に掲げています。賃金だけでなく、作業環境は働きがいに直結する部分であり、会社が従業員のために対策をすることで、ゆくゆくは会社に還元されるんだと社長も考えています。これからも安全第一で、この理念にあった作業環境を目指していきたいです。
設置例


床上3mのところに背を向けるように2台のユニットクーラーを配置。ルーバーで風の向きを調整。
平面図

井水を活用したユニットクーラーで生産性が約5%向上しました!

平和製粉株式会社様 [三重県]
- 業種
- 飲料食品関連
- 事業内容
- 小麦粉製造
- 設置機器
- ジオ・アクア 室内設置タイプ

当社は小麦粉製造と小麦粉を全国のお客様にお届けする会社で、2022年には国内産小麦に特化した製粉工場を稼働させております。製粉工場には小麦を破砕・粉砕をするためのロール機が並んでいます。ロール機は、粉砕時に熱が生じてしまうため、ロール中心部へ冷却水を流す構造となっています。水道水による冷却方法では大量の水の消費が憂慮されたため、私達はエコロジーな井水の利用を選ぶことにしました。
しかし、井水は低温であるために、そのまま冷却水として使用してしまうと室温との温度差によってロール表面や冷却用の配管周りに結露が発生することが危惧されました。また、気密性の高い建物構造の工場であるが故に夏場の室温は40℃超えが懸念され、1箇所に集中させた外気取入れ口でのフレッシュな空気の温度を如何に下げるかも次の悩みの種でした。
そこで熟慮を重ねて導き出したアイデアが、外気取り入れ口にての井水の熱交換「吸気を冷却+水温を上げる」という一挙両得な仕組みでした。井水を空気冷却に使用可能できる製品を探していたところ元々、屋上換気扇メーカーとして知っていた鎌倉製作所のラインアップの中に、井水を空気冷却に使用する事が出来る「ジオ・アクア 室内設置タイプ」という製品がある事を知り、今回の導入に至りました。
ジオ・アクア 室内設置タイプの導入前は建屋内の夏場の最高温度時で40度を超える暑さとなり作業員は大変苦慮しておりましたが、導入後は最高温度時でも35度を超えないレベルまで涼しくなりました。導入後は、この挽砕能力が向上し、生産能力(生産性)は約5%向上しました。これは想定外の効果であり、大変驚きでした。また現場の作業者からは、当建屋隣接の旧工場と比較し相当涼しくなったとの声が上がっていると聞いています。今後の計画では、今回の1台導入を試してみて、効果が確認できれば増設と考えておりましたので、ジオ・アクア 室内設置タイプの増設を検討したいと思います。
設置例

床上3mのところに背を向けるように2台のユニットクーラーを配置。ルーバーで風の向きを調整。
平面図

ボトル製造時に発生する熱をユニットクーラーで効率よく冷却

アサヒ飲料株式会社様 [静岡県]
- 業種
- 飲料食品関連
- 事業内容
- 飲料品製造
- 設置機器
- ジオ・アクア 室内設置タイプ

当工場ではソフトドリンクの製造の一環として、自社工場内にてPETボトルの製造も行っています。ボトル製造ラインでは温湿度管理が重要です。特に近年では資源削減のためボトルの軽量化、更に生産の高速化が進むにつれ、温度・湿度の要求がよりシビアになっています。しかし、PETボトル製造ラインには材料をオーブンで加熱する工程があるため、オーブンから発生する大量の熱をエアコンで冷やして温湿度環境を整える必要があり、冬場でもエアコンを冷房運転する必要があります。
この冷房に掛かるエネルギーを削減する手段はないかと探していたところ、付き合いのある商社さんからカマクラさんのジオ・アクア 室内設置タイプを紹介してもらいました。この製品は水(冷水)を利用して空気が冷却出来るということで、年間を通じて冷たい水が得られる富士山の地下水をうまく利用出来れば、ボトル製造工程の省エネになるのではないかと導入を決めました。導入後は、このジオ・アクア 室内設置タイプをメインに使用しつつ、湿度管理と細かい温度調整をエアコンで行うようにすることで、従来同様の温湿度コントロールを維持しながら空調負荷を削減することに成功しました。
また、ジオ・アクア 室内設置タイプに使用して温まった水は、温水として使用する洗浄等の工程に活用することで、水の使用量も増加せず、更に加熱のためのエネルギー削減にもつながっています。ユニットクーラーのおかげで、ボトル製造工程の空調に掛かる電力の1/4もの削減に繋がり、工場全体のエネルギー消費量を1%以上削減するという目標達成に貢献できました。
富士山の地下水から冷却エネルギーだけを活用しつつ、水使用量も増加させず、更に熱エネルギーも活用可能と環境に重点的に取り組む弊社の要求に対して合致した製品でした。昨年はまず試験的に1つのラインに導入し、製造への影響がなく、省エネの効果も大きいことが実証できましたので、追加で2つ目のラインへの導入も行いました。今後も引き続き省エネを推進すべく、他のラインや他工場への展開を検討しています。
設置例

平面図

よくあるご質問
-
Q.
ジオ・アクア システムとは何ですか?
-
A.
地下水や地中熱などを利用した冷却システムです。一年を通して水温が一定という地下水の性質に着目して、効率よく暑い空間を冷却します。これら未利用エネルギーを利用することによって、大幅な温室効果ガスの削減、SDGsへの取り組みにも繋がります。
-
Q.
ジオ・アクア システムではどんな暑さ対策ができますか?
-
A.
大空間からスポット冷却まで、工場内のあらゆる暑さ対策ができます。例えば、工場全体にはジオアクア 外気導入タイプで冷風を大量給気し、部分的に空調が機能しにくい作業空間にはジオアクア 室内設置タイプ、特定の人や物を冷やしたい場合はジオアクア 室内移動タイプをオススメします。
-
Q.
地下水利用の際に、水温・水量・水質に制限はありますか?
-
A.
地下水の性状は地域により様々なため、弊社では対象の地下水を分析し、最適な利用方法を提案させていただいております。詳しくはフォームよりお問合せください
-
Q.
ジオ・アクア システムの省エネ効果はどのくらいですか?
-
A.
ジオ・アクア 外気導入タイプは、同等能力の産業用エアコン比最大80%削減されます。
製品やご利用環境により省エネ効果は異なりますので詳しくはスタッフへご確認ください。
鎌倉製作所が選ばれる理由
暑さ対策75年
業界No.1のパイオニアメーカー
鎌倉製作所は、業界のパイオニアとして市場開拓から取り組み、主力製品ルーフファンの販売台数は110万台を突破し、半世紀以上にわたって業界No.1シェアを維持してきました。「【人や物を取り巻く最適な環境づくり】に貢献します」という考え方を会社の使命に掲げ、換気の枠にとらわれず、より広い視点で顧客満足を追求しています。カマクラは、技術力に基づくコンサルティング提案で、全国の作業現場の暑熱対策に最適なトータルソリューションを提供する唯一の国内メーカーです。
