「クールルーフファンは年間を通じて活躍しています」
クールルーフファンで工場の陽圧化を実現しました。
クールルーフファンを導入する以前は、外気の流入と同時にムシが侵入しやすい環境でした。新任当時、屋根に上って既設の屋上換気扇を調べてみると、排気用ファンしか設置されていないということが分かりました。工場内がいわゆる負圧状態となっていたんですね。フィルム製品はわずかなムシやホコリの付着も製品不良の原因となりますので、外気の給気量を増やして室内を陽圧化することが得策だと考えました。クールルーフファンを導入し大量の外気を給気した結果、ムシの数が大幅に減り作業環境を大きく改善することができました。
涼しい空気を取り込めるので防暑対策にも効果的です。
単に外気を取り込むのではなく涼しい空気を給気できるというのも魅力ですね。夏場は体温を越えてしまうような工場でしたが、クールルーフファンによって体感温度も下げることができました。陽圧化対策として導入したクールルーフファンでしたが、防暑対策にも大きな効果を感じています。真冬の3ヶ月間以外、現在2箇所の工場で年間を通じて活躍しています。
屋根上に設置されたクールルーフファン。
排気用ルーフファンと組み合わせて使用。
天井が低い箇所の吹出口。涼風が作業者に直接あたらないよう
オリジナルでパンチングシートを取り付けた。
涼風が攪拌されるよう工夫。