「色々試した中でクールルーフファンが一番手ごたえを感じました」
大風量の涼風が作業環境を改善。現場にも好評です。
弊社は建築用ガラスを製造しています。水を使ってガラスを加工している現場は熱気が充満し夏場は40℃を超えます。作業者の熱中症対策としてスポットクーラーや扇風機、ミスト散布、ファン付の作業着、経口補水液の配布など手軽に実施できるものはすでに行っていましたが、熱中症対策としては十分な効果を感じられずにいました。そんなとき、クールルーフファンをインターネットで見つけました。カマクラさんのことは昔からルーフファンを使っていましたのでよく知っており安心感がありました。2か所の作業ラインに1台ずつ計2台設置したところ、どちらも思っていた以上に風の流れを感じることができ大幅に作業環境を改善することができました。室内が42℃、43℃の時、実測で-10℃程度下がりました。体感的にはさらに低く30℃くらいに感じました。導入時、パッケージエアコンとも比較しましたが、クールルーフファンは涼風を大量に作業エリアに届かせることができるのがいいですね。現場にも大変好評です。
ダクトが短くなるように施工を工夫。想像以上の大風量でした。
クールルーフファンの本体は屋根上や屋外の地上に設置できるので作業スペースの邪魔にならないというのもメリットです。メンテナンスも水質保持用の薬剤を入れたり、たまに様子を見に行く程度でそれほど負担になっていません。工場は見栄えも重視しますが2か所設置したうち屋根上からダクトを吹き降ろしている方は、工事会社に相談しながら“以前よりダクトが工場にあったかのように”上手くおさめることができ満足しています。もう1か所の地上置のクールルーフファンの方はもともと作業ライン横の壁にあった窓を利用してガラリをつけました。作業エリアに向けてより風が当たりやすい様、通常10㎜のところを50㎜のガラリにするなど工夫しました。弊社の場合、作業レイアウトの好条件が重なったこともあり、2か所ともダクト配管が短くて済みました。作業環境改善は管理者の責任ですが、色々試した中でクールルーフファンが一番手ごたえを感じました。導入してよかったです。
屋根からダクト配管。
もともとあった窓を利用してガラリを設置した箇所。
本体は外に設置するため作業スペースを邪魔しない。冬場は風が吹き込むためシートで覆っている。