大切な社員を熱から守りたい。
給排気と送風の改善で、4°Cの室温低下に成功しました。
自動車部品の成形を行っている工場では、ずらりと並べた成形機から180°Cの発熱があり、夏場は40°Cという作業環境となっていました。3年前に現在の工場へ移転したばかりで、毎年作業環境改善の活動を重ねているところです。別の棟に挟まれた棟という条件も加味しながら、今回は搬送ファンで外気導入と送風、有圧扇で熱気の排出と全体のバランスを考慮して取り組みました。その結果、4°Cの温度低下に成功しました。全体に風が流れるよう計画したおかげで、しっかり空気の入れ替えができています。スタッフ達に夏も健康に働いてもらえる作業環境作りに、搬送ファンが役立ってくれています。
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外観
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出入口に3台設置し外気導入。
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天井付近に有圧扇を増設し、熱気を排出。
出入口の搬送ファンからの給気量とバランスし、
全体の換気を促進。
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成形機から180°Cの熱が発生し、機械と機械の間は熱がこもりやすくなっていました。通路の長さに合わせ機種選定し、キャスター付のオリジナル架台 に設置して送風したところ、作業域で風が感じられるようになりました。
【設置イメージ】