5年間でクールルーフファンを計16台設置。現場から“涼しい”と好評です。
『夏場の暑さに困っていました。』
弊社は主に自動車関連の鍛造品を製造しています。熱間鍛造の工程などは材料を1200℃まで加熱して加工を行うため、夏場の工場内は大変暑くなります。以前より暑さ対策品を色々と探して試していました。水をまくミストなども導入しましたが、安価な反面ホコリですぐノズルがつまり、また蒸し暑くなってしまい逆効果でした。カマクラの気化式涼風装置も一度候補に挙がりましたが高価ということでいったん見送りになりました。その後、新しく就任した勉強好きな社長が展示会で「良さそうな製品があった」と教えてくれたのがきかっけで2012年に初めてクールルーフファンを採用しました。導入前、営業担当者に相談し他の工場で設置されているクールルーフファンを見学に行き涼風効果を確認し購入を決めました。
『作業エリア近くに吹出口を配置。涼風効果を実感しています。』
大型送風機などを直接人にあて防暑対策をはかる場合もありますが、周囲空気が暑い場合、熱風になってしまいます。クールルーフファンは大量の涼風を吹き出すことができるので現場作業者からも“涼しい”と好評です。猛暑となった今年を含めここ数年、熱中症になる作業者はでていません。作業レイアウトによりカマクラのレンタル製品「ネオクール」も採用しています。設置したクールルーフファンは定期メンテナンスもカマクラにお願いしており、シーズン後は水抜き・清掃してもらっています。来期に向け熱気がこもりがちな冷間鍛造工程にもクールルーフファン2台と排気ファンを設置する案を検討予定です。
屋根上設置(下吹出形)
地上置き(上吹出形)
熱気と交わらないよう作業エリアまで降ろされた吹出口