「これまでの工場扇では解決できなかった、梅雨時期の湿気対策が可能に。
コストを抑えて品質の良い倉庫づくりができました。」
弊社は、総合物流企業で、ここ三重伊賀第一物流センターでは、大手家電メーカーの製品や、大手ファストフード店のテイクアウト容器などを保管しています。センターがあるのは、緑に囲まれている場所で、通年で湿度が高く、特に梅雨時期の湿気対策に困っていました。これまでの湿気対策は、工場扇を倉庫内に20台以上設置して、空気を循環させたり、段ボールをストレッチフィルムで巻いたりしていましたが、倉庫は奥まった場所が多いので、どうしても空気の循環が悪い場所に水たまりができてしまい、段ボールがつぶれたりする事象が起きていました。
お客様からの大事な荷物をお預かりしていますので、何とか解決したいと、親しくしている販売店さんに相談し、ご紹介いただいたのがカマクラさんでした。営業の方からは、使用している工場扇では、風の到達距離が短く、倉庫全体の気流を創り出す力が足りていないと説明を受け、換気設備を設置する全体換気によって、倉庫内に外気を取り入れて気流を創り出すことをお勧めいただきました。しかし正直なところ、できるだけコストをかけずに品質の良い倉庫を作りたいという思いがありました。それならばと、ご紹介いただいたのが強力送風機の「ブルージェットファン」で、風速分布図を参考に、導入時の気流創造をご提案いただき、導入を決めました。
現在は、ブルージェットファンを上向きに設置して、倉庫内に気流を創っています。実際に今年は昨年に比べて、梅雨時期につぶれる段ボールの数は7~8割減って、効果てきめんでした。これまでの工場扇をはるかに上回る風速、風量で気流を創ったことが良かったのだと思います。また、真夏のコンテナの荷下ろしの際に、熱がこもっているコンテナの中へ風を送ったり、作業場に設置して、既設のスポットクーラーの風をより遠くまで届かせるようにできたりと、暑さ対策にも応用が効いて大変助かっています。社内でも同じ伊賀市の伊賀服部物流センターに5台導入し、今度は寝屋川物流センターへの導入も検討したいと思います。
風速分布図
ブルージェットエコ(BJE-624-E3)
一般的な工場扇をはるかに上回る風量を遠くまで届けることができる強力送風機です。