水が蒸発するのに必要なエネルギー(熱量)を気化熱といい、例えば20°Cの水が1気圧で1kg蒸発するためには2,450kJの熱量が必要となります。外気がクールクリーンファン内部の水膜に覆われた冷却エレメントを通過すると、水の気化放熱現象によって熱が奪われるため温度が下がり、涼風となります。
水が蒸発するのに必要なエネルギー(熱量)を気化熱といい、例えば20°Cの水が1気圧で1kg蒸発するためには2,450kJの熱量が必要となります。外気がクールクリーンファン内部の水膜に覆われた冷却エレメントを通過すると、水の気化放熱現象によって熱が奪われるため温度が下がり、涼風となります。
日本の夏は湿度が高いと言われますが、昼間の気温の高い時間帯は意外に湿度が低いことがわかります。温度が上昇すると湿度が低下することから、吹き出す涼風の温度はほぼ一定、外気温度が高い時ほど涼風温度と外気温度の差が大きくなります。涼しさが欲しい時間帯に最大の効果を発揮しますので、ピークカットに最適です。
クールクリーンファンで電気を使用するのは、ファンとポンプだけです。コンプレッサを使用しないので、COP(エネルギー消費効率)が非常に高く、エアコン主体の換気計画に比べて省エネ・省コストです。