工場換気扇・屋上換気扇・ルーフファン|株式会社 鎌倉製作所

導入事例

光ガラス株式会社様[秋田県]

業種 窯業関連
事業内容 光学ガラス製造・加工業
設置機種 クールルーフファン(CRF-36Z2×2台)
ルーフファン(RF-36HH×4台)
お話をお聞きした方 生産本部 第二製造部 加工二課一係 チーフ 柿﨑健二様
インタビュー実施日 2018年10月17日
顔写真

生産本部 第二製造部 加工二課一係
チーフ 柿﨑健二様


「高品質レンズブランド「ニッコール」の製造に欠かせない熱。
50℃以上の暑さから作業員を守っているのはクールルーフファンです。」

当工場ではニコンのカメラレンズの製造・加工を行い、光学ガラスプレス品を生産しています。今回暑熱対策の対象となった建屋では高品質レンズブランド「NIKKOR(ニッコール)」用ガラス素材を主に製造しています。光学ガラスの加工を行うプレス機の表面温度は200~300℃、レンズに至っては500~700℃にまで上ります。去年はスポットクーラーや壁付ファンを使用していても、工場内はプレス機からの熱によって温度計が振り切れて50℃以上の暑さとなっていました。それによりダウンしてしまう作業員もいました。

こういった暑い環境でしたので、猛暑対策展をきっかけに、ルーフファンでお馴染みのカマクラさんに工場全体の暑さをどうにかできないかと相談しました。結果、作業場のスペースを取ることなく省スペースで設置できるクールルーフファン(涼風給気)とルーフファン(排気)の導入を提案してもらいました。建屋の熱気を4台のルーフファンにより排気しつつ、作業者がいるエリアに対して水の気化を利用したクールルーフファンによって涼風を給気しています。またプレス機周辺は風でレンズに対する品質影響を避けるため、吹出し口を二股にすることによって風向を調整し適切な風を作業者に届けることができるようになりました。今年の猛暑では外気が36℃を超える日々が続く中、作業エリアは10℃近く低下し、さらに建屋全体で風の流れができたことにより熱溜りが無くなり、送風による涼しさを感じられ、快適に作業できるようになりました。他の方法と比べ低予算でこのような高い効果をもたらすことができたので、他の建屋に関しても導入を検討しているところです。


写真
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吹出し口を二股にして風向を調整


内観写真

500~700℃もの熱でプレスされた製品

内観写真

レンズの大きさは7φ~400φと幅広いラインナップ
ニーズに合った製品を提供(写真は一部/定規は15㎝)


配置図


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