「工場内に風の流れを作りたかった。」
弊社は建築金物の設計・製造・販売などをしており、事業所建屋においてはマシンの発熱よりも西日や屋根からの侵入熱が大きい状況でした。工場内の暑さ対策の基本は先ず十分な換気をすることなので、弊社の環境に見合うルーフファンを計12台設置しました。更に弊社事業所においては基本的には窓を開けないので、風が流れにくい環境でした。そこで、展示会に足を運んだ際に見つけたカマクラさんの送風機を使ってみたらいいのではないかと思い、早速カマクラさんの営業担当の方に現場を見に来てもらいました。初年度に入れたブルージェットファンが思った通りの風を作ってくれたので、次年度にも追加で発注して首振りタイプも含めて計7台購入・設置しました。
また、給気については自然給気をしていますが、いろいろと試行錯誤した結果、シャッターの解放高さを50cm程度と、あえて給気口面積を絞ることで室外から室内に入ってくる空気の風速を上げることが弊社の環境には一番合っていました。また、シャッター開口部の面積を少なくすることで鳥の侵入件数が減少するといううれしい二次効果もありました。ただ、このように開口面積を小さくする場合は負圧度合いが大きくなるので、通用扉が勢いよく閉まるという現象が起きましたので、これについては扉のバネを強いものに交換して改善しました。
カマクラさんのルーフファンとブルージェットファンの設置により事業所内の環境はかなりよくなって、現場の従業員も喜んでいます。