「工場内に舞っていた粉塵がルーフファンでクリアになりました。」
弊社は、硬鋼線・ピアノ線・めっき鋼線などを製造・販売する総合鋼線・ワイヤロープメーカーです。弊社の製品は、電線や通信回線などの補強材、自動車や産業機械に各種部材など、社会のインフラのあらゆる局面で活用されています。今回、暑さ対策を実施したのは、伸線工場という、鋼線の引き抜き作業をする工場です。工場内には、沢山の工作機械が並んでいて、その機械からの発熱が大きく、夏場は40℃を超えるような環境でした。さらに、加工の際に使用する、潤滑剤の粉も工場内に舞っているような状況でした。
暑さ対策は、4年ほど前から検討をはじめ、展示会に足を運んだり、暑さ対策製品と呼ばれる様々なものを調べたりしていました。出入りの業者さんにもお話を聞いていて、その方から提案していただいたのが換気扇でした。正直、換気扇メーカーの選定の際は、カマクラさん以外も比較していましたが、最後は、大型機種のコストパフォーマンスの良さと、故障していた既設ルーフファンの交換のため、カマクラさんに決めました。
導入後は、工場内に舞っていた粉塵が無くなり視界がクリアになりました。懸念していた運転音も、ルーフファン単体で回すと大きいなと思いましたが、工作機械を運転させると、全く気にならなかったです。そして室温も、ロガーを設置して計測したところ、外気温度+1~3℃程度まで抑えることができました。元々は40℃だった室温が体温以下になったことで、会社から支給しているファン付き空調服の効果も高まり、以前より作業しやすくなりました。
配置図イラスト
【平面図】
<設置機種一覧>