導入前現場環境の課題
弊社は陸上運送事業・海上運送業をメインに国内外での豊富な輸送経験により、貨物の積込、固縛、輸送、解縛、荷降ろしまで一貫した輸送工事は、各部門の連携と安全性・技術力で輸送困難な大型構造物やプラントモジュールの製造から輸送・据付・調整・運転までの体制で事業を展開しています。その中で日比工場は海上輸送するため、主にラッシング材加工を行っております。
カマクラさんの換気製品を導入前までは換気状態が良くなく、環境測定(特化則等)の結果も決して良い状態ではありませんでした。また工場内の暑さ対策も課題となっており、かねてからお付き合いのある代理店に相談したところ、カマクラさんを紹介してもらいました。当初、カマクラさんからの提案は、環境改善・暑さ対策も兼ねて1時間あたり15回分の工場の空気を入れ替える換気量を前提に壁付け換気扇の『標準形』を提案されたのですが、後に『低騒音形』よりも更に騒音値の小さい『静音形』があることを知り、日比工場近隣には一般住宅もあることからそれぞれのパターンを比較・検討した結果、『静音形』を採用することにしました。
設置後の環境
設置後には懸念されていた騒音についても、敷地境界線での基準値もクリアし、更に環境測定もクリアしたことに大変満足しています。今後は、南側に壁を増設する予定なのですが、今までは南からの風が流れてきていたのですが、壁を作ることにより風の流れがなくなることと予測しています。そのため、新しく設置する南側の壁に給気の換気扇を設置して、今回設置した北側の排気の換気扇に向かって風の流れを作っていく計画を立てているところです。